アーバンビューグランドタワー内に広島の一流のグルメと施設を備えた広島のオープンスペース「Alambic(アランビック)」

ギャラリー

1FギャラリーG

TEL:

  • 営業時間 11時~20時(最終日は17時まで)展示により変動あり
  • 定休日 毎週月曜日
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gallery G
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【終了】なにがアートなの? 第2章 空の道標べ

・gallery G
広島市中区上八丁堀4-1
会期 2019.1.5 (sat)-13(sun)
時間 11:00-20:00 (last day-17:00)

・旧日本銀行広島支店
広島市中区袋町5-16
会期 2019.1.5(sat)-16(wed)
時間 10:00-17:00

20181211102856

「第二章 il segno del vuoto -空の道標べ-」は、「Cos’è l’Arte? -なにがアートなの?-」プロジェクトを構成する序章、第一章、第二章、終章の中の第二章です。2016年1月に広島のgallery Gで開催された「序章 confine -境界-」展、昨年5月イタリア、マントヴァのGalleria DISEGNOで開催された「第一章 Cosa c’è? -形の根拠を探して-」展を経て、終章へと続く過去2年間の当プロジェクト活動の集大成となる日伊交流美術展覧会です。

本展は、イタリア人アーティスト5名と日本人アーティスト6名による作品展示、パネル・ディスカッション、そしてイタリア人哲学者であり美術評論家としても評価の高いミラノブレラ美術大学教授のであるフェデリコ・フェラーリ氏、写真家・著述家・アートディレクターなどの幅広い活動で知られる港千尋氏、そして曹洞宗八屋山普門寺副住職吉村昇洋氏を招いて行われる講演会と対談から構成されます。

本展では、日伊両国の美術史家、評論家、哲学者といったいわゆる言語の専門家によって、展覧会や作品が言葉で語られる場をつくることを目的としています。港千尋氏による講演や、イタリア人哲学者フェデリコ・フェラーリ氏と曹洞宗禅僧吉村昇洋氏による対談は、作品を見て鑑賞するだけでなく、歴史的・文化的背景を鑑みた立体的な視点から美術の本質に迫る試みとなるでしょう。

 

関連イベント(場所:gallery G 予約不要 参加無料)

  • 1.5 (sat)
    14:00-15:00 講演会 |フェデリコ・フェラーリ(哲学者)
    16:00-18:00  ディスカッション|参加作家・評論家
  • 1.6(sun)
    12:00-13:00 講演会|港千尋(写真家)
    14:00-16:00 対談|フェデリコ・フェラーリ×吉村昇洋(曹洞宗八谷山普門寺副住職)

 

参加評論家プロフィール

  • Federico Ferrari フェデリコ・フェラーリ

1969年イタリア、ミラノ生まれ。

哲学者、芸術理論家、ミラノブレラ美術大学教授。パリのコレージュ・インターナショナル・デ・フィロソフィエのイタリア特派員を務める傍ら、様々な機関や外国の大学(ヘルシンキ、リスボン、パリ、ストラスブール、ベルリン、シュトゥットガルト、ジェノア、ヴェローナ)で客員教授を務める。

  • 港 千尋

写真家著述家多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授。

2013年より国際交流基金国際展事業委員を務める。2006年に釜山ビエンナーレ共同キュレーターを、2012年に台北ビエンナーレ共同キュレーターを、2007年にはヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展日本館のコミッショナーを務める。あいちトリエンナーレ2016芸術監督。

  • 吉村 昇洋

1977年広島県生まれ。曹洞宗八屋山普門寺副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。

駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻修士課程修了(仏教学修士)。

広島国際大学大学院総合人間科学研究科実践臨床心理学専攻専門職学位課程修了(臨床心理修士)。

 

参加作家プロフィール

  • 伊東敏光 

1985東京芸術大学美術学部彫刻科卒業

1987同大学大学院美術研究科修了

1998デュッセルドルフ美術大学留学(ドイツ)

2006/2007文化庁新進芸術家海外研修生ペンシルバニア大学芸術学部大学院(アメリカ)

現在広島市立大学芸術学部教授

  • 岡﨑 

1990多摩美術大学美術学部彫刻科卒業

1996/2000広島市立大学芸術学部ティーチング・アシスタント

2000/2003ミラノで現代美術家長澤英俊氏に師事

2003/2005広島国際文化財団第20回ヒロシマ・スカラシップ奨学生

2004イタリア国立ブレラ美術大学絵画科入学

2005/2006 Luciano Fabro主催Casa degli Artisti に参加

2011イタリア国立ブレラ美術大学絵画科卒業

  • 栗原和美

1993武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業

2004イタリア国立ブレラ美術大学絵画科卒業

2017現在イタリア国立ミラノ大学哲学科在籍。作品制作のテーマとして西洋哲学・美学の概念を積極的に導入。考古学者、アーティストであるジューリオ・カレガーリとアートユニットProspettiva GKを結成、文化人類学、詩学そして美学を融合した作品を発表している。

  • 七搦綾乃

2009広島市立大学芸術学部美術科彫刻専攻卒業

2011広島市立大学芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻修了

2011広島市立大学芸術学部非常勤助教

2015/現在広島市立大学芸術学部助教

  • 宮山香里

1998慶応義塾大学人間関係学科社会学専攻(文化人類学)卒業

2011イタリア国立ブレラ美術大学絵画科卒業

2008/2009ポーラ美術振興財団在外研修員

2010/2011文化庁新進芸術家海外研修生(イタリア)

  • 藤田はるか

1995東京造形大学彫刻科卒業

2000/2001イタリア政府奨学生

2002国立ブレラ美術大学彫刻科卒業

  • Lidia Aceto リディア・アチェト 

2002イタリア国立ブレラ美術大学絵画科卒業

2002/2003ドイツ国立ステーデル美術大学留学

  • Francesco Candeloro フランチェスコ・カンデローロ

イタリア国立ヴェネツィア美術大学卒業

1996年のデビュー後、光と色、空間と時間、形とサイン、比例、リズムと動き、目と視線、透明性、反射、階層化、多様性、共存をテーマに制作し、国内外で個展を開催。

また注目度の高い数多くの国際展に出展する。

  • Jaya Cozzani ジャヤ・コッツァーニ

2011イタリア国立ブレラ美術大学大学院卒業

2006イタリア国立カッラーラ美術大学マルチメディア・アーツ科卒業

2011/2016 Remo Salvadoriのアシスタントを務め、数々の展覧会、ワークショップ等を共同企画する。

2013/2017 Rossella TansiniとAlberica ArchintoによるStenzeプロジェクトに参加。

  • Marco Noris マルコ・ノリス

2011 イタリア国立ブレラ美術大学絵画科卒業

2012 ヨーロッパ内交換留学制度でドイツドレスデン美術大学へ留学

2013 イタリア国立ブレラ美術大学大学院卒業

2016 ミラノ市立ルキノ・ヴィスコンティ映像大学卒業

  • Luisa Protti ルイーザ・プロッティ

1982イタリア国立ブレラ美術大学舞台芸術科卒業

1996 Schloss Solitude Academy, Stuttgart(ドイツ)奨学金授与

2005 Premio David di Michelangelo per la scultura emergente受賞

在学中からL. Fabro, J. de Sanna, 長澤秀俊によって1978年に設立されたCasa degli Artisti-Milanoの中心的人物として、数々のプロジェクトに参加。

Galleria Salvatore Ala (New York), Elisabeth Kaufmann, Basel(スイス), Galleria Gabriele Fasolino, Trino, Galleria Erha, Milanoと国内外のギャラリーで個展を開催する。